- ホーム
- > 和書
- > 新書・選書
- > 教養
- > 講談社インターナショナル
内容説明
中部ヨーロッパ。大雪のため立ち往生していたオリエント急行、フランスのカレー行き寝台車両の個室の中で、初老のアメリカ人富豪が全身12カ所に刺し傷を受けて死んでいた。窓は開け放されていたが、犯人が外から侵入した形跡も、脱出した様子もない。密室状況で起きた、この奇妙な事件に遭遇したポアロは、「灰色の脳細胞」を働かせて謎解きに挑戦する。大胆なトリックと意外な結末…。ポアロが登場する作品のひとつで、“ミステリーの女王”アガサ・クリスティの代表的傑作。辞書のいらない「ルビ訳」。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
榊原 香織
62
再読 クリスティの中では一番好き ミステリとしても小説としても楽しめる。 これは難しい単語だけ下に和約がついてる形式2022/01/14
Ribes triste
13
自分の英語力は、どんなもんかと挑戦してみる。翻訳本は何度も読みましたが、英語の微妙な言葉のニュアンスや文体の調子だとか独特の雰囲気が、面白い。当たり前かもしれませんが、やっぱり英語で読んだ方が楽しいですね。結局、一気通巻で読んでしまいました。ルビ方式もアリですね(私の場合は、途中からはほとんど見ませんでしたが)。2016/08/30
あぐもんた
4
トリックの細かい描写はなかなか理解できなかった。欧米の常識がわからないし100年前の列車の様子も想像しづらいし結構手こずった。しかしオチは理解できました。なるほど、これは想定の範囲外。一生懸命怪しいやつをピックアップしてたのが馬鹿みたいですね。そうきたかー悔しい!2012/12/03
心結
3
そこそこ面白かったです。 英語の勉強になりますよ~。2013/06/24
田山河雄
2
十日以上かけてつっかえツッカエやっとの事で260頁余りを読みました。実の処はルビ訳(和訳)を読んでいるに過ぎないのですが、何にしても二つのソリューションが何故呈示されたか、ハバート夫人が他の11人の罪をかぶって自分だけ犯人にしてくれ…の独白には泣かされました。では、と言う訳で、二つのソリューションの内の初めの解決策にすることでホロリとさせられるのですが、その肝心の解決策が果たしてどんなだったっけな~と私の胸に(?)マークが付いてしまうのですから、理解も怪しいものでした。それでも私には記念碑的な作品でした2021/05/31
-
- 和書
- 農薬中毒 最新医学文庫