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内容説明
外国人に日本の文化を語るときに、避けて通れないのが「伝統芸能」です。とはいっても、「通」のひと以外は、日本語による説明でさえおぼつかないというのが正直なところでしょう。「歌舞伎」「文楽」「能・狂言」をメインに、「日本舞踊」「落語」「講談」「浪曲」―といった「日本の伝統芸能」についての必要不可欠な基礎知識と、会話を盛りあげるための面白雑学を満載しました。私たちの大切な「伝統芸能」を正しく理解し、海外の人たちに紹介できるようになりましょう。
目次
歌舞伎(歌舞伎のはじまり;歌舞伎の発展と出し物の様々 ほか)
能・狂言(能の始まりと発展;能の演目 ほか)
文楽(文楽の誕生と発展;文楽の作品と近松門左衛門 ほか)
日本舞踊、落語、講談、浪曲(日本舞踊;落語 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬参仟縁
11
僕の今年の通訳案内士1次試験英語の予想は、和菓子である。出ていないようだから。本書は、歌舞伎、能、狂言、文楽、日舞、落語、講談、浪曲に及ぶ、詳細な和英解説書。素晴らしい内容であるが、英語での説明となると、なかなか難しい。落語は、英語でもやっている噺家がいるので、出そうかな? 落語の元祖は安楽庵策伝というのは知らなかった(256頁)。前座、二つ目、真打ち、と、レヴェルアップしていくが、師匠と弟子の関係は、やはり、近著の立川談慶師匠の好著をおすすめしたい。おそらくだが、私の自分史の話もご存知のことかと想像。2013/08/04