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内容説明
背の高い人だった。自動車のヘッドライトが、部屋の壁に描き出した、その人の影。とてつもなく大きい足長の虫が、ゆらゆらと揺れているようだった…。ジューディーは、孤児院で育ち、17歳になった。快活で、想像力豊かな少女だ。そんな彼女が大学に進めるようにと、ある親切な評議員が特別にお金を出してくれることになった。ジューディーが創作の才能を伸ばし、やがて作家になるためには手紙を書くのが一番だ、とその人は考えた。こうして、ジューディーは毎月一回、手紙を送ることになる。ちらっと見かけた、名前も知らない、あの「あしながおじさん」に向けて。ジーン・ウェブスターが1912年に発表したこの作品は、楽しくて、心あたたまる、世界の傑作です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しゅわ
2
懐かしいです。「あしながおじさん」が好き過ぎて、原書でも読んでみたい!と むか~し買ってもらった本です。辞書をひかずに原著がよめるというふれこみで「ルビ訳」がとっても便利でした。英語の勉強になるかな?と期待したのですが…正直、物語と楽しむだけで、私の英語の点数にはぜんぜん効果がなかったです(苦笑)2013/06/18
neimu
1
いや、なかなか久しぶりに読むと楽しい。英語の勉強というほどでも無いけれど、気分転換にぴったり。子どもの頃の読書もこんなふうに楽しむことができるのね。2009/06/17
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