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内容説明
本書では一つの試みとして、英語でコミュニケーションをする際にはどうするのがふさわしい言語行動なのかということに焦点を合わせています。このところ、日本の英語教育でもこの点について関心が高まってきましたが、では具体的には何をどうすればよいかの検討が、まだ十分ではないからです。さらに著者は、そうしたコミュニケーションのズレがなぜ起こったのか、その社会的・文化的背景にまで筆を進めています。その上で、さまざまな状況ごとにまず不適切な会話例をあげ、それを適切なやりとり(interaction)へと変えていくかたちで、どうすればappropriateな英語コミュニケーションができるかを示しています。
目次
序章 「文法が正しい」だけで十分?
第1章 話題を添えて上手に紹介
第2章 ほめることはポライトネス
第3章 Thank youは具体的に
第4章 “I’m sorry.”を言い過ぎていませんか?
第5章 はっきりと発言、おだやかに反論
第6章 「してください」より「していただけませんか?」
第7章 アドバイスは押し付けないで
第8章 NoといわずにNoを伝える