Bilingual books<br> もう一つの母国、日本へ―Living in Two Countries

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もう一つの母国、日本へ―Living in Two Countries

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  • サイズ B6判/ページ数 215p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784770024558
  • NDC分類 302.1
  • Cコード C0282

内容説明

世界屈指のジャパノロジストが日本への熱い思いを込めて語る、日本社会の独特の仕組みや日本人の風習についての痛烈な意見!楽しく読めて自然に英語が身に付くバイリンガル表記で、英語で読んでも面白い。

目次

日本とのめぐり逢い
角田柳作先生のこと
私の日本男性論
私の日本女性論
和食についての迷信
外来語について
新世代のジャパノロジスト
里帰りの快感
外国人との付き合い方
ニューヨークにて
二つの母国に生きて

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Haruka Fukuhara

7
恩師の角田先生の思い出を綴っている文章が印象的だった。あと初期に日本語の猛勉強をしたときのことにも触れていて、海軍日本語学校で会話、聞き取り、読み書きと1日に講義と予復習で8時間くらい毎日1年くらい勉強したらしく、語学を習得するというのはそれくらいの覚悟がないと難しいものなのかと思った。2017/03/16

relaxopenenjoy

4
本棚整理。和英併記で書かれているシリーズ。 米国生まれのキーン先生だが、日本の文学や文化の研究を続けるうち、1年の半分以上を日本で過ごしていくようになった(晩年は帰化されたそうな)。駒込の、旧古河庭園を見下ろせるマンションにお住まいだったそうな。そんな日本に溶け込んだキーン先生も一つ日本について苦言を呈していたのが「ラウドスピーカーのがなり立てる音」や東京の騒音だそうな。あのバーナード・リーチも「日本絵日記」で同じことを言っていて、妙に納得。2024/05/30

noriyorino

2
私が何か食べ物が恋しくなるとすると、それは決まって和食なのである。もしかしたら私は前世において日本人だったのだろうか。日本人は多くの場合、便利さと格好の良さから外来語を採用してきたのである。日本語では外来語は永遠にカタカナで表記される。つまり日本人は片仮名の言葉が外国生まれであることを常に認識している。日本語自体は驚くほど保守的な特質を維持しつづけている。2018/01/12

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