出版社内容情報
「世界を変えた天文学者」といえば、誰を思い浮かべるでしょうか。
コペルニクス、ガリレオ、ケプラー、それともハッブル? ……みな男性ですね。
確かに、何世紀にもわたって女性は科学一般、とくに天文学に触れる機会がほとんどありませんでした。
しかし、これは女性の貢献がまったくないということでありません。
地球から天体までの距離の測定を可能にする法則を発見したのも、
現在も使われる恒星の分類法を確立したのも、
太陽大気組成が水素とヘリウムが主体であると指摘したのも、
数多くの彗星や小惑星の発見したのも、そしてパルサーを発見したのも、すべて女性なのです!
女性であるということへの偏見や差別にも負けず、宇宙を愛し研究を深め、
天文学の発展に寄与した女性天文学者たちの生涯とその成果をまとめた一冊。高校生から。
内容説明
「世界を変えた天文学者」といえば、誰を思い浮かべるでしょうか。コペルニクス、ガリレオ、ケプラー、それともハッブル?みな男性ですね。地球から天体までの距離の測定を可能にする法則を発見したのも、現在も使われる恒星の分類法を確立したのも、太陽大気組成は水素とヘリウムが主体であると指摘したのも、数多くの彗星や小惑星を発見したのも、そしてパルサーを発見したのも、実は、すべて女性なのです!男性優位の研究環境の中、宇宙を愛し、研究を深め、天文学の発展に寄与した女性天文学者たちの業績とその生涯。
目次
第1章 天の半分
第2章 彗星―二人のキャロラインの献身
第3章 星の分類―アニーとその仲間たちの忍耐の賜物
第4章 脈動する星々―ヘンリエッタの革命
第5章 星の工場―マーガレットの戦い
第6章 暗黒物質―ベラが抱いた疑問
第7章 宇宙空間に浮かぶ灯台―ジョスリンの信じがたい発見
特別章 日本の女性と天文学
著者等紹介
ナゼ,ヤエル[ナゼ,ヤエル] [Naz´e,Ya¨el]
理学博士(天体物理学)。リエージュ大学理学部准教授。宇宙に関する一般書を多数出版している
北井礼三郎[キタイレイザブロウ]
1948年生まれ。1970年京都大学理学部卒業。1983年理学博士(京都大学大学院理学研究科)。専門は太陽物理学。2013年京都大学理学研究科附属天文台を定年退職。現在、認定NPO法人花山星空ネットワーク監事、立命館大学非常勤講師。平成25年度文部科学大臣表彰科学技術賞理解増進部門受賞
頼順子[ライジュンコ]
1971年生まれ。1994年広島大学文学部卒業。2010年博士(文学)(大阪大学大学院文学研究科)。専門はフランス中近世史。現在、佛教大学、京都女子大学等非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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