目次
第1部 産卵場に集まる魚たち―海洋保護区の必要性(産卵集群と海洋保護区;ナミハタってどんな魚?;漁業データからみたナミハタの産卵集群;ナミハタの資源量と将来―保護区の必要性を検証する)
第2部 産卵場をめぐる調査―海洋保護区の検証(海洋保護区になったナミハタの産卵場;どこから産卵場に集まってくる?;何日間、産卵場を保護する?;本当に産卵している?;産卵した後どこに行く?)
第3部 産卵場を守る取り組み―海洋保護区をめぐる活動(海人とともに歩んだ道のり;海洋保護区をめぐる順応的管理)
著者等紹介
名波敦[ナナミアツシ]
1972年生まれ。東北大学大学院理学研究科生物学専攻博士後期課程修了。博士(理学)。現在、国立研究開発法人水産研究・教育機構西海区水産研究所・亜熱帯研究センター主任研究員。長崎大学大学院水産・環境科学総合研究科連携分野を併任(准教授)。サンゴ礁魚類を中心に、沿岸域の海洋生物の生態学を専門にしている
太田格[オオタイタル]
1973年生まれ。琉球大学大学院理学研究科修士課程修了。沖縄県水産海洋技術センターでマグロ類の回遊行動生態に関する研究、沿岸性魚類の初期生活史に関する研究、ハタ類の資源生態に関する研究等を経て、現在、沖縄県農林水産部水産課勤務
秋田雄一[アキタユウイチ]
1984年生まれ。琉球大学大学院理工学研究科修士課程修了。沖縄県水産海洋技術センター石垣支所での八重山海域のサンゴ礁性魚類の資源管理に関する研究業務担当を経て、現在、水産海洋技術センター本所で本島周辺海域のサンゴ礁性魚介類の資源管理担当
河端雄毅[カワバタユウキ]
1983年生まれ。京都大学大学院情報学研究科社会情報学専攻博士後期課程修了。博士(情報学)。現在、長崎大学大学院水産・環境科学総合研究科准教授。沿岸域に生息する魚類の行動学を専門にしており、現在は主に食う食われるの関係について研究を進めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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