内容説明
「専門家はどうやって植物を見分けているの?」それは、植物の特徴である形質を見て、「これは、こういう特徴があるから、この植物だ」と判断しているからなのです。たとえその場で特定できなくても、形質を知っていれば科の見当がつきます。だから、植物図鑑を効率的に使えるのです。大川式は形質を学び、植物を検索するのに非常に役に立つ方法です。
目次
大川式形質の観察方法(茎の形質;葉の形質;花の形質 ほか)
全国でよく見られる植物(イノコズチ;オオイヌノフグリ;オオバコ ほか)
植物検索ワークショップマニュアル(ワークショップの準備;ワークショップの進め方)
著者等紹介
大川ち津る[オオカワチズル]
大正14年、長野県上伊那郡(現、駒ヶ根市)生まれ。生後間もなく東京へ転居。昭和22年、東京女子高等師範学校を卒業。都立鷺宮高校理科(生物)の教諭となる。昭和55年、東京都教員研究生として、国立科学博物館で「大川式検索法」の研究を始める。以来、都立・国立教育研究所主催の植物検索研修会、文部省(当時)主催の情報教育指導者講座、大学主催の公開講座、その他多くの民間団体主催の情報研修会の講師を務める。平成14年より(財)科学教育研究会嘱託。平成17年、博士号を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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