出版社内容情報
太陽活動低下等により地球大気中へ宇宙線の侵入量が増加し下層雲を形成。その結果、地球が寒冷化するという新しい学説(スベンスマルク効果)を、主観や感情を交えず平易な言葉で語る。この太陽と宇宙が支配する「もうひとつのシナリオ」が、喫緊の問題として取り上げられている気候変動の未来予想に一石を投じる。海外で話題となった著作の邦訳本。
内容説明
地球温暖化ブームを嗤う。宇宙気候学からのアプローチ。
目次
1章 不活発な太陽は氷山多発期を生む
2章 宇宙線の冒険
3章 光輝く地球は冷えている
4章 雲の形成を呼びこむ原因は何か
5章 恐竜が天の川銀河を案内する
6章 スターバースト、熱帯の氷、生命が変化するという幸運
7章 人間は超新星の子供か
8章 宇宙気候学のための行動計画
9章 2008年における追記―炭酸ガスの温室効果は微弱である
著者等紹介
スベンスマルク,ヘンリク[スベンスマルク,ヘンリク][Svensmark,Henrik]
デンマークの国立宇宙センターにおける太陽・気候研究センターの所長。以前にはカリフォルニア大学バークレー校、ノルディック理論物理研究所、ニールス・ボーア研究所、およびデンマーク気象庁で研究職に就いていた。理論物理学と実験物理学に関する50以上の科学論文を発表。1997年にクヌード・ホフガール記念研究賞を、2001年にはエネルギーE2研究賞を受賞
コールダー,ナイジェル[コールダー,ナイジェル][Calder,Nigel]
科学の全分野における大発見を選り抜いて解説するという仕事に生涯を費やしている。雑誌“New Scientist”のオリジナル原稿を書くサイエンスライターとして業績を重ね、1962~1966年には同誌の編集長となる。その後、独立して科学分野の執筆者、およびTV脚本家となる。BBCの長寿番組である「サイエンス・スペシャル」の脚本で、ユネスコ科学普及のためのカリンガ賞を受賞
桜井邦朋[サクライクニトモ]
現在、早稲田大学理工学術院総合研究所客員顧問研究員、横浜市民プラザ副会長、アメリカアラバマ州ハンツビル市名誉市民。1956年京都大学理学部卒、理学博士。京都大学工学部助手、助教授、アメリカNASA上級研究員、メリーランド大学教授を経て、神奈川大学工学部教授、同学部長、同学長を歴任。研究分野は高エネルギー宇宙物理学、太陽物理学
青山洋[アオヤマヒロシ]
技術翻訳家。1966年兵庫農科大学(現神戸大学農学部)農芸化学科卒業。塩水港精糖(株)で省エネ等の技術業務に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ntahima
perLod(ピリオド)🇷🇺🇨🇳🇮🇷🇿🇦🇵🇸🇾🇪🇸🇾🇱🇧🇨🇺
メルセ・ひすい
tsuneki526
sasa