内容説明
馬は全世界を1つにまとめる。馬は神が創造した最も美しいもの、人間が征服した最も高貴なものだと言われている。その歴史は人類の歴史から切り離せなくなる以前から、時の流れに従って築き上げられてきた。本書では、現代のチャンピオン、往時の神話、未来永劫変わることのない芸術作品に触れ、各時代を通して、遙か彼方の国々を散策する。
目次
伝説的事例(チャンピオン;歴史上の英雄;非凡な馬)
特殊なグループ(祖先;野生馬;基準種;労役馬;スポーツ馬;芸術の馬)
夢の馬(伝説と逸品;芸術作品;文学と映画;遊び友達;進化した馬)
著者等紹介
吉川晶造[ヨシカワショウゾウ]
1930年大阪生まれ。1943年初乗り。1947年関西大学予科入学、馬術部に入部。1964年フランス政府給費技術留学生として経営・管理高等研究所等で履修。その際、パリ近郊の乗馬クラブに入会。帰国後、住友商事(株)大阪本社から東京本社に転勤、馬術部に入部。1970年サイゴンに駐在、同地乗馬クラブで騎乗。エクウス・ライディング・ファーム会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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恵
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あらゆる分野で活躍した100頭をピックアップして紹介しています。競走馬だけでなく、芸術分野や神話上のものまで幅広く取り扱っています。紹介馬に因んだ写真や絵画、彫刻など図鑑のように楽しめます。戦争の起因となったバヤール、ケンタウロスの由来となったブケファロス、スペイン国土回復運動で活躍したバビエカなど印象的な馬が沢山出てきます。ロートレックは有名ですが、馬と深い縁がある事を初めて知りました。この本を起点にして更に調べてみるのも面白そうです。原文がどうなのか不明ですが、翻訳は読み難くその点だけは残念でした。2013/05/31