目次
不変の原理
トレーニング・ツリー
リラクセーション―エレメント1
運歩の整正―エレメント2
伸びやかな運歩―エレメント3
コンタクト―エレメント4
「手脚の間に置かれた」状態―エレメント5
真直性―エレメント6
バランス―エレメント7
柔順性(扶助透過性)―エレメント8
推進力―エレメント9
収縮―エレメント10
図形運動に関する考察
運動科目に関する考察
傾斜のある馬場
移行
セント・ジェームズ賞典馬場馬術科目
横運動
踏歩変換
付録:USDF馬場馬術審査用語集
馬術用語の訳語について
著者等紹介
椎名穣[シイナユタカ]
1961年東京生まれ。1981年、東京大学入学と同時に運動会馬術部で馬術を始める。大学卒業後、転勤の先々でも必ず乗馬クラブを探し、琵琶湖乗馬倶楽部(滋賀県大津市)、北星乗馬クラブ(北海道札幌市)、Wheathill Riding Centre(英国Liverpool)などで乗馬を続け、現在は、高津彦太郎氏に紹介されたグリーングラス乗馬倶楽部(栃木県足利市)に所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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monakamonnie
2
乗馬技量について、気になることがあるとわたびたび手にとって開いているので、いつ読了したかわからないほど。テクニカルなことは、自分に気が付けるほどの意識がないと読んでも目が素通りするだけだが、悩みや課題が身近であればあるほど毎回なにかの発見がある。ぜひ手元においておきたい良書。
かおりん
2
日本の乗用馬、競走馬でもいいや、はいったいどんなメソッドで調教されているのか、と考えさせられた。人間の子どもも馬も、実際に育てながら試行錯誤、というのが現実かもしれないが。初心者もトレーニング・ツリーの話までは読めるし、知っているべきだと思う。馬の育て方はオーナーさんの方針、クラブの方針、いろいろあろう、本書の方法を採用して調教するも良し、別のメソッドを選ぶのも良し。信念に基づき独自の道を行くのも良かろう。馬が馬らしく、人が人らしくありさえすれば。丁寧な翻訳と行き届いた注釈で、非常に綿密につくられた本。
葛
1
2007年3月30日初版第1刷発行 著者:クルト・アルブレヒト・フォン・ジーグナー 訳者:椎名穣 発行者:片岡一成 発行所:株式会社恒星社厚生閣 印刷製本:株式会社シナノ 定価:本体4900円+税 協力:荒木雄豪、高津彦太郎、井上昭成2022/09/03
GURO
1
★★★★★2009/02/18