内容説明
消費社会のルーツは何なのか、いかに消費社会は定義され分化していったのか、どの程度消費社会は「ポストモダン」な世界の到来を告げているのか?本書では、マイク・フェザーストンが、ブルデュー・ボードリヤール・リオタール・ジェイムスンといった現代の社会理論家たちの、消費とポストモダニズムに関する理論を検討し、彼らの理論を現代消費文化のリアリティの本質へと結びつけようとしている。
目次
序章 日本の読者のために
1 モダンとポストモダン―定義と解釈
2 消費文化の諸理論
3 ポストモダン文化の社会学を目指して
4 日常生活の審美化