内容説明
本書は、『都市青年の意識と行動―若者たちの東京・神戸90’s・分析編』の姉妹編である。東京都杉並区と神戸市で研究チームが行った調査結果を下敷きとしつつ、それから触発された議論を各執筆者が社会学的に自由に展開することで作成されており、サイドリーダー的な読み物を意識したソフト本となっている。
目次
「みんなぼっち」の世界
1部 自己・他者・メディア―若者たちの心象と環境(自分らしさのパラドックス;親密性の新しい形へ;団塊ジュニアのメディア体験)
2部 空間と時間―若者文化研究の方向性(地球社会の文脈から見た日本の青年;通過駅でも永住地でもなく―世代文化としての青年文化)
「みんなぼっち」の世界のゆくえ