目次
社会的自我
意味のあるシンボルについての行動主義的説明
自我の発生と社会的コントロール
解説 ミードの社会的自我論
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
K
9
G・H・ミードは、高校の頃存在を知り、いつか読もうと思っていた。「一般化された他者」というキーワードは僕の中でまだ生きていて、この度、他者についての考えを深めるべく、本書を紐解いた。正直、途中ようわからんな、という感じもしたが、「自我」なり他者の考え方も理解できたように思う。訳者の解説にて、「人間の自我には二つの側面がある。ひとつは主我(I)、もうひとつは客我(Me)です。客我とは他者の期待をそのまま受け入れたものであり、主我とはその客我に対する反応です」(93)とまとめられている。2023/04/09




