社会科学と行動

社会科学と行動

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  • サイズ A5判/ページ数 273,/高さ 21X15cm
  • 商品コード 9784769906247
  • NDC分類 361
  • Cコード C3036

目次

第1部 社会科学あるいは社会学について(社会科学講義;19世紀におけるフランスの社会学;社会学と社会諸科学)
第2部 社会学と社会主義(社会的所有と民主主義;社会科学の助研究;1789年の諸原理と社会学;社会主義の定義について;社会主義と社会科学;唯物論的歴史観)
第3部 状況のなかの社会学者(個人主義と知識人;知的エリートと民主主義;国際主義と階級闘争;平和主義と愛国心)
第4部 人間(宗教の将来;人間の二元性とその社会的諸条件)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

てれまこし

10
米国では、60年代後半の抗議運動において、パーソンズ社会学の影響を受けたイーストンなどの政治学がやり玉にあげられた。フランスにおいても五月革命を機に同様の動きがあったらしい。行動を求める学生たちから見て社会(科)学はあまりに保守的に見えた。それでシステム論的社会学をデュルケムにまで遡って、まだ償還可能な政治や実践の余地を見出そうという試みが生じて、デュルケムにおける「政治的なもの」を巡って論争が起きた。書名からわかるように、本書もこの関心から選ばれたテクストが集められてる。だが、明瞭な答えは見出せない。2022/05/02

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