内容説明
水産生物の生産の場としての海洋を研究テーマに、平野敏行教授の下に集う新鋭研究者のモノグラフィ。平野博士の総論―水産海洋学とともにを巻頭に、漁場の海洋構造と変動、黒潮とその沿岸域の卵・稚仔輸送環境、内湾・河口域における物質輸送、漁業生物生態系モデルと環境、水産海洋環境研究試論を主題に25氏、27篇の論稿は、現在のわが国水産海洋学研究の最高水準を明確に示している。
目次
1 総論―水産海洋学とともに
2 漁場の海洋構造と変動
3 黒潮とその沿岸域の卵・稚仔輸送環境
4 内湾・河口域における物質輸送
5 漁業生物生態系モデルと環境
6 展望―水産海洋環境研究試論