内容説明
日本軍将兵の肉声と当時の心境、敵が見た日本軍の戦いぶり、感動秘話…大東亜戦争の真実に迫る。
目次
はじめに “新たな視点の大東亜戦史”に向けて
図 大東亜戦争の全体図
トラトラトラ…「真珠湾攻撃」の奇跡
「マレー電撃戦・シンガポール攻略戦」の真実
世界が驚愕した「マレー沖海戦」
ABDA艦隊を撃滅した「スラバヤ沖海戦」
蘭軍を9日間で制圧した「ジャワ島攻略戦」
日本軍の急降下爆撃が炸裂した「セイロン沖海戦」
大東亜戦争の天王山だった「フィリピンの戦い」
空の神兵「蘭印空挺作戦」の痛快無比
名将・山口多聞と「ミッドウェー海戦」
最強の戦友だった「高砂義勇隊」
数多くの撃墜王を生んだ「ラバウル航空隊」
南海の死闘「ソロモン海戦」
絶海の決闘「ガダルカナル島の戦い」
著者等紹介
井上和彦[イノウエカズヒコ]
ジャーナリスト。1963年(昭和38)滋賀県生れ。法政大学社会学部卒。専門は軍事・安全保障・外交問題・近現代史。執筆活動のほか各種バラエティー番組やニュース番組のコメンテーターも務める。“軍事漫談家”の異名を持つ。産経新聞「正論」欄執筆メンバー。フジサンケイグループ第17回「正論新風賞」受賞(2016年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yamatoshiuruhashi
52
真珠湾攻撃に始まり日本軍が勝利を得た十五の戦闘、局面を戦闘参加者の話や記録から解説。確かに大東亜戦争開戦劈頭は「勝利」という単語に値する快勝だが、敗勢が見えてくると、「この戦闘には勝っていた」という局面が多くなる。だからこそ、あの敗戦へと繋がるのだが。台湾原住民による高砂義勇隊の活躍にも言及されている。その戦いぶりは卓越している。日本は、この日本軍のために戦った、当時日本人であり日本軍兵士であった人たちに対して、国家として正式な感謝も報いもなさなかったことを著者はもっと明確に書いてほしかった。2021/09/09
roatsu
13
敗戦直後の占領(洗脳)期は別として、現代では和英の資料で米英蘭相手に起った我が国陸海軍の快進撃の記録はいくらでも知れるので題名に少し違和感。でも先祖と子孫のために正しい歴史を知ろうともせず、飼いならされた負け犬として唯々諾々と自虐史観で自らを誤魔化す日本人が自ら封印しているようなものだから正しいか。日本人としての主観、という当たり前の視座に立って書かれた開戦劈頭を中心とした戦史。ジャワ油田地帯を押さえる第一弾作戦は陸海軍の作戦目標が共有され足並みも揃っていたこと、二流の植民地軍とはいえ装備に勝る連合軍は2021/07/29
depo
0
学校で教わらない日本史。2024/05/16
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