内容説明
他国には他国の神話がありますが、どの民族の神話も語り継がれています。民族の心の発祥、根本の教えを、延々と千年を超えて、心の拠り所として読み伝えられてきました。そこには「何か」があると直感的に思うからこそ、日本の神話も千年を超えて今日まで受け継がれてきたことを忘れないでいただきたいのです。(「はじめに」より)
目次
第1章 天地開闢―別天つ神五柱と神世七代からこの世の生成・国生みの神話
第2章 高天原の神々の活躍
第3章 大国主命の神話
第4章 葦原中国の平定(国譲り)
第5章 天孫迩迩藝命の降臨
第6章 山幸彦と海幸彦
附 日本の建国
著者等紹介
坂田安弘[サカタヤスヒロ]
大和民族研究家。比較宗教哲学研究家。『古事記』伝承者。1962年、東京都生まれ。学習院大学文学部哲学科卒業。1975年、白川伯王家祭祀を継承する神道禊教宗家7代目となる。1996年、「暁鐘塾」を開設。塾長。現代社会がもたらす弊害を、日本人の源流に遡ってわかりやすく説く『古事記』読み解き講義は、今、都内をはじめ全国に輪を広げている。また、若者たちの心を捉えはじめている用語「ミソギスト」の名付け親でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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