出版社内容情報
コロネル・シバ”と世界が称賛し日英同盟の端緒を開いた風雲児義和団の乱、日露戦争を経て太平洋戦争まで英タイムズ紙が激賞した柴五郎の流儀! 北京に籠城して義和団の攻撃から列国公使館を死守した“守城の人(柴五郎の称号)”の物語
日清戦争で日本が勝つと、欧米列強は清の分割競争に邁進。その不満が義和団の乱を誘発し、北京の各国公使館区域が襲撃される。兵士や食料が足りない苦しい北京籠城戦を、際立った指揮で守りぬいた柴五郎は、各国から〝コロネル・シバ?と称賛を浴びた。近代日本の歴史も併せて学べる下巻は、五郎の後半生を描く。〈解説/遠藤由紀子〉
【目次】
内容説明
日清戦争で日本が勝つと、欧米列強は清の分割競争に邁進。その不満が義和団の乱を誘発し、北京の各国公使館区域が襲撃される。兵士や食料が足りない苦しい北京籠城戦を、際立った指揮で守りぬいた柴五郎は、各国から“コロネル・シバ”と称賛を浴びた。近代日本の歴史も併せて学べる下巻は、五郎の後半生を描く。
目次
第三部(後編)(はかない新婚生活;日清戦争勃発;日本の「大勝利」 ほか)
第四部(「義和団」の地鳴り;北京籠城計画;放火と虐殺と ほか)
第五部(日露開戦;南山から奉天戦へ;明治の終焉 ほか)
著者等紹介
村上兵衛[ムラカミヒョウエ]
大正12年、島根県浜田に生まれる。広島陸軍幼年学校、陸士卒(57期)。近衛歩兵第6連隊旗手を経て、陸軍士官学校区隊長で敗戦。戦後、東大独文科卒。三浦朱門、阪田憲夫らと『新思潮』(第15次)によって創作活動。短編集に『聯隊旗手』がある。昭和31年、『戦中派はこう考える』を中央公論に発表する。以後、主として評論およびノンフィクションの分野で活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



