出版社内容情報
インテリジェンス研究の俊英・小谷賢氏解説! 太平洋戦争開戦時、四〇万部を印刷、南方作戦に出動する将兵にもれなく配布されたという小冊子──南方作戦の目的から作戦時の注意点などを、平易な口語文で兵隊にも肩が凝らず読めるよう編纂した貴重な資料。
内容説明
太平洋戦争開戦時の南方作戦に備えて、熱帯地域での戦闘・宿営・食事・衛生・兵器整備・敵戦力等の要点を一般の兵士にも理解できるよう平易な言葉で、時にユーモアさえ交えて陸軍がまとめた冊子。辻政信が制作に参加、南方に向かう将兵全員に配布すべく四十万部を印刷したという携帯文書を完全復刻。
目次
参考資料一(従軍兵士の心得 第一号 昭和十三年八月二十五日 大本営陸軍部)
参考資料二(南方作戦上奏案;南方作戦決定の経緯(機密作戦日誌抜粋)
占領地軍政と重要資源取得計画)
著者等紹介
佐山二郎[サヤマジロウ]
昭和22年、岡山市に生まれる。拓殖大学卒業。旧陸軍の兵器・器材を中心とした軍事技術史を研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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