内容説明
前ド級戦艦クールベ級に始まり、超ド級戦艦ブルターニュ級、未成戦艦ノルマンディー級・リヨン級を経て、軍縮条約下の先進技術艦ダンケルク級、世界最後の戦艦リシュリュー級まで、フランス近代戦艦の歴史をたどる。ラディカルな設計思想が生んだ個性的艦容と、連合国艦隊と砲火を交えた知られざる戦いの記録!
目次
序 フランス戦艦の栄光と挫折
第1章 ド級戦艦の建造と第一次世界大戦(列強に出遅れたフランスのド級戦艦開発;超ド級戦艦の建造と幻のノルマンディー級;海軍軍縮時代の再建と模索)
第2章 条約型戦艦の開発と建造(迷走するフランス戦艦の将来像;ロンドン海軍軍縮条約と新型戦艦案;ポケット戦鑑の襲撃と対応;ダンケルク級戦艦のプロフィール;ダンケルク級からリシュリュー級へリシュリュー級ププロフィール;イタリアと戦った補助艦の建造)
第3章 フランス戦艦の戦歴(思いもよらないフランスの敗北;昨日の友は今日の敵;未完戦艦、出撃;ダカールを巡る戦い;明暗分かれたリシュリュー級戦艦)
第4章 新しいフランスの旗の下で(自由フランス海軍の戦艦となる;リシュリュー級戦艦の戦後)
著者等紹介
宮永忠将[ミヤナガタダマサ]
昭和48年生まれ。上智大学文学部史学科を卒業、東京都立大学大学院人文科学研究科を中退後、雑誌編集者、Wargaming.netの品質保証担当などを経て、現在はフリーランスで執筆、編集、翻訳などを手がけている。第二次世界大戦を中心に軍事全般を扱うが、現在は世界的に進む欧州戦史の再評価を咀嚼して、日本のミリタリーシーンに紹介する活動に力を入れる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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六点
植田 和昭
Ta283