内容説明
兵役、赤紙、戦陣訓、千人針に代用食。幾年月の時の流れと経済優先に邁進した戦後に置き去りにされた“言葉”で綴る戦争中の暮らしの記録―死語となった忘れてはならない“昭和の一〇〇語”を明治・大正にまでさかのぼって詳解し、戦争の時代の状況を分かり易く伝える。付/開戦終戦詔書・大日本帝国憲法全文。
目次
1 政府と国民
2 国民皆兵の義務
3 軍隊と軍人
4 前線と銃後
5 困窮する国民生活
6 兵士のおかれた状況
著者等紹介
北村恒信[キタムラツネノブ]
大正14年3月、東京に生まれる。昭和15年12月、呉海軍工廠工員養成所見習科を卒業、同工廠の造機部設計係に勤務。昭和18年12月、陸軍兵器学校へ入校。昭和20年7月、同校を卒業、小倉補給廠付として部隊編成の途中、終戦を迎える。陸軍技術伍長。昭和27年6月、呉市消防局に奉職し昭和57年退職。消防大学校卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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