内容説明
数ある戦場で登場する軍用機は、ある種の輝きを見せ、長く人々の記憶に残る。マリアナ沖海戦、アフリカ上空におけるスホーイ対ミグの戦い、ベトナム戦争のヘリコプターなど、第二次世界大戦から現代まで、迫力の空中戦を紹介。実際の航空機の写真と、CGを合わせた新しい手法を使い、最高のシーンを再現する。
目次
ゲリラとの過酷な戦い―マリ共和国紛争のフランス空軍
アメリカ軍戦闘機の大量喪失―マリアナ沖海戦および自然の脅威
アフリカの角の上空における空中戦―スホーイ対ミグ
五つの戦争に参加した航空機―ダグラスA/B‐26インベーダー
これらの爆撃機の配備が国を滅ぼす?―イギリスの3Vボマー
空中ラジオ放送から爆撃まで―万能機ロッキードC‐130ハーキュリーズ
アメリカ陸軍のインディアンの名前―ベトナム戦争におけるヘリコプター
注目される第一次大戦機―フォッカーとビッカース
革新をもたらした驚異の性能―ジェット戦闘機の登場
日本と縁が深い航空機―ロッキード14/18ファミリー
我々はヒマラヤを越える―もっとも危険な輸送ルート
アメリカ民間航空界の実力―恐ろしきサンダーマスタング
二〇〇万人のベルリン市民を救え―世紀のビッグリフト作戦
打たれ弱いハードパンチャー―ガンシップの防御カ
史上唯一のデビュー―ロケット戦闘機の実戦登場
なぜこれほど増殖したのか―マスタングが搭載したエンジンの秘密
爆装零戦通用せず―昭和一九年六月一九~二〇日 マリアナ沖海戦
性能の見直しが必要か―ソ連軍戦闘機の面々
その役割は終焉したのか―アフガンとウクライナ紛争におけるソ連/ロシアの攻撃ヘリコプター
実戦で活躍した双胴戦闘機―P-38ライトニングとDH-100バンパイア
著者等紹介
三野正洋[ミノマサヒロ]
昭和17年、千葉県生まれ。昭和41年、日本大学理工学部卒業。大手造船会社勤務後、大学に戻り物理教育に従事。准教授で定年退職。以後、執筆ならびに知的財産の取得で過ごす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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植田 和昭