内容説明
撃墜機数二〇二機、うちラバウル上空の戦果一四二機―初陣の中国大陸から、真珠湾、ソロモン、比島、本土と、常に最前線の空戦場裡で死闘を繰りひろげ、みごとに勝ち抜いてきた空の勇者が書き遺した感動の空戦記録。日本海軍航空隊のトップ・エースとして活躍した第二次大戦撃墜王が描く勝利と鎮魂の青春譜。
目次
第1章 初陣の前夜
第2章 空母戦闘機隊
第3章 南の海、北の海
第4章 ラバウル航空隊
第5章 蒼空の戦士たち
第6章 非情の大空
第7章 雲の墓標
第8章 暁の奇襲攻撃
第9章 最後の決戦
著者等紹介
岩本徹三[イワモトテツゾウ]
大正6年、樺太に生まれる。昭和9年、呉海兵団に入団、11年4月、第34期操縦練習生として霞ヶ浦海軍航空隊に入隊。13年3月、第12航空隊付、5月、三等航空兵曹。16年10月、空母「瑞鶴」乗組、11月、ハワイに向け大分沖を出港。17年4月、インド洋作戦、5月、サンゴ海海戦に参加。6月、北方作戦でアリューシャンに向け大湊を出港。8月より大村航空隊、横須賀航空隊などで教員勤務につく。18年11月、ソロモン方面に転出、ラバウル204航空隊付。19年2月、トラック、木更津、岩国、国分基地と転戦する。岩国203航空隊で終戦を迎える。海軍中尉。昭和30年5月、歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
jeffpista
1
実在した撃墜王の手記だけに、戦時中の航空兵の暮らしや空戦の生々しさに胸躍らせながら一気に読み終えた。これだけの撃墜王ともなると、考え方や空戦中の状況判断が常人離れしていて、納得すると同時に驚かされる。読んでいて何度もこれがリアル アムロ・レイか?と思ったほど。同じ零戦戦記の名著『大空のサムライ』の坂井三郎も魅力的だったが、坂井三郎が「一番」と評した岩本徹三を調べてみると戦後わずか10年で病没したことを知り、なおさら惜しく感じた。終戦で筆を置くのではなく、その後の人生まで読んでみたいと強く思った。2026/07/22
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