内容説明
B‐29を一夜で5機撃墜!海軍航空の最高撃墜記録を達成。昭和20年5月、首都上空。夜間戦闘機「月光」単機で空前絶後の戦果をあげた予備士官搭乗員の熾烈なる戦い。
目次
第1章 予備学生志願から訓練へ
第2章 横須賀航空隊における錬成
第3章 敵機来襲下のできごと
第4章 苛烈な夜の邀撃戦
第5章 末期における横空の諸事情
第6章 敗戦ののちも勤務を続行
第7章 後遺症と闘った戦後
著者等紹介
黒鳥四朗[クロトリシロウ]
大正12年(1923年)、東京に生まれる。昭和18年(1943年)9月、東京高等農林学校(現・東京農工大学)林学科を卒業し、第13期飛行専修予備学生として海軍に入隊。19年5月、横須賀海軍航空隊に配属。同月、少尉に任官して横空付。第1飛行隊・第13分隊に分隊士として勤務。20年2月、第7飛行隊の飛行隊士に任じられる。4月、倉本十三上飛曹とともにB‐29を1機撃墜、1機撃破。5月、一夜にB‐29を5機撃墜、1機撃破。6月、中尉に進級。同月、横須賀鎮守府司令長官により全軍布告、軍刀授与。8月、米軍調査にそなえて横空に残留待機。9月、復員。21年、運輸技官として大臣官房技術研究所に勤務。25年、九州木材(株)入社。27年、日本マレニット(株)設立、九州支社長。平成7年(1995年)、退職し22年まで九州木材(株)顧問。平成24年2月、歿
渡辺洋二[ワタナベヨウジ]
昭和25年(1950年)、名古屋に生まれる。立教大学文学部卒業後、航空雑誌の編集勤務。53年、第2次大戦の軍航空に関する執筆に専念。平成22年(2010年)、職業としての軍航空の著述を終了。以後、余暇を航空史研究にあてる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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