出版社内容情報
三野正洋[ミツノマサヒロ]
著・文・その他
内容説明
失敗というものは軍事にかぎらず、経済の状況、社会の行方、人間の生き方などに少なからず、影響をおよぼす。では、その反対の成功は何をもたらすのか―ドイツ軍の電撃侵攻戦、日本軍のキスカ島撤退、新兵器・戦車の登場など、各国の戦術、兵器における、さまざまな軍事的成功をとりあげ、その影響を探求する。
目次
戦術篇(速度を最大限に生かした戦術―第二次大戦フランス侵攻電撃戦;史上唯一のグライダーによる集中攻撃―第二次大戦エバン・エマール要塞攻略;虚を突いた大迂回戦略―第二次大戦マジノ線突破作戦;戦艦時代の終焉―第二次大戦マレー沖海戦;日本陸軍唯一?の見事な勝利―第二次大戦シンガポール要塞攻略 ほか)
兵器篇(新兵器の革新―戦車の登場;一〇〇年にわたって現役であり続ける兵器―ブローニングM2機関銃;盲点をついた新軍艦―ポケット戦艦の登場;もっとも活躍した旧式兵器―フェアリー・ソードフィッシュ艦上攻撃機;思いがけない成功―日本陸軍の大発 ほか)
著者等紹介
三野正洋[ミノマサヒロ]
昭和17年、千葉県生まれ。昭和41年、日本大学理工学部卒業。大手造船会社勤務後、大学に戻り物理教育に従事。准教授で定年退職。以後、執筆ならびに知的財産の取得で過ごす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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