出版社内容情報
今井健嗣[イマイケンジ]
著・文・その他
内容説明
心優しくひかえめな、あるいは勇ましいながらも、家族への愛があふれる言葉を残して戦場に向かった若者たち―十死零生の体当たり攻撃の実相とはいかなるものだったのか。日記や遺書などの遺稿、当時の『戦闘詳報』や戦時中の一般図書の記事、さらには写真や各種データ等を元に、事実にそって海軍神風特攻を綴る。
目次
はじめに―特攻 その心象風景
第1章 遺された日記
第2章 華のいのち
第3章 神風「特攻機」一覧
第4章 儀式としての特攻
第5章 墓碑銘(鎮魂のために)
第6章 「志願」と「命令」の間
おわりに―特攻隊員の生活空間
著者等紹介
今井健嗣[イマイケンジ]
戦史(航空特攻史)研究家。1944年、大阪市生まれ。1968年、関西学院大学社会学部卒業。1969年、大阪市役所勤務。2005年、日本赤十字社大阪市地区本部勤務。2008年、銀行勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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