内容説明
宣伝省の中に政府がある…。全てのメディアを掌握したプロパガンダの怪物の正体!15000人の職員を擁した世界最初にして、最大の『国民啓蒙宣伝省』―ヒトラー、ナチ幹部、国防軍、そして市民を従属させた、その全貌を描く。
目次
多感な時代
ヒトラーとの出会い
扇動家の誕生
ベルリン大管区長時代
ナチ党躍進と政権奪取
宣伝大臣ゲッベルス誕生
大衆を飼い馴らす
世界最大の宣伝機関
戦争と宣伝戦
対英宣伝戦
ロシア戦線
栄光の終わり
総力戦と撤退戦
最終ラウンドのゴング
最後の五ヵ月
著者等紹介
広田厚司[ヒロタアツシ]
1939年、北海道に生まれる。明治大学卒業。会社勤務の傍ら、欧州大戦史の研究を行なう。月刊誌「丸」をはじめ各誌に執筆。現在、翻訳家として活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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