内容説明
空母「飛龍」艦攻隊の一員として、開戦劈頭、真珠湾攻撃に赴き、インド洋ではイギリス海軍空母ハーミスの最期を眺め、ミッドウェー海戦では帰投時に不時着水しながらも一命をとりとめ、また、空母「隼鷹」艦攻隊員として、南太平洋海戦をも戦い抜いた不屈の空の男の体験記。硝煙渦巻く雷爆撃戦の苛烈な実態を描く。
目次
第1章 真珠湾の凱歌(操縦か貞察か;宇佐空の奇人 ほか)
第2章 インド洋の火柱(アンボン爆撃;あざやかな轟沈 ほか)
第3章 ミッドウェーの死闘(おらがおやじ分隊長;加来艦長の心情 ほか)
第4章 南太平洋の波涛(空母部隊再建;雷撃経験の肩書 ほか)
著者等紹介
金沢秀利[カナザワヒデトシ]
福岡県八幡市に生まれる。昭和12年、第8期乙種飛行予科練習生として横須賀海軍航空隊に入隊。飛行練習生および同延長教育を経て、昭和15年11月、空母飛龍乗組。艦上攻撃機電信員として真珠湾攻撃、インド洋作戦ミッドウェー海戦に参加。空母飛鷹さらに隼鷹に転じ南太平洋海戦に参加。その後、鈴鹿空、601空より634空に転じ、台湾沖航空戦に参加する。元海軍少尉(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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