内容説明
第二次大戦中に膨大な記録映画フィルムとスチール写真を撮影したプロパガンダ・コンパニエン、Pk宣伝部隊。ナチス政権が支配するドイツの自己主張の中心的役割を果たしたのは宣伝であり、その活動を支えたのはPk宣伝部隊だった。国内統制の中核を担った異色の組織とはいかなるものだったのか。写真二〇〇点。
目次
第1章 ナチ帝国と宣伝(宣伝省;オットー・ディートリッヒ ほか)
第2章 ゲッベルスの宣伝戦(大戦前;ポーランド戦 ほか)
第3章 プロパガンダ部隊(国防軍宣伝部;訓練と装備 ほか)
第4章 戦場のPk宣伝部隊(ポーランド戦とPk宣伝部隊;映画特殊部隊リーフェンシュタール ほか)
著者等紹介
広田厚司[ヒロタアツシ]
1939年、北海道に生まれる。明治大学卒業。会社勤務の傍ら、欧州大戦史の研究を行なう。現在、翻訳家として活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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