内容説明
第二次世界大戦が勃発したとき、英国を中心としたヨーロッパ諸国、米国、日本など一〇ヵ国の国々に在籍していた一万総トンを超える客船は全世界の商船保有量の約一二パーセントに相当した。これらは、ほぼすべてが徴用船となり、正規艦艇の代用として運用された。そして、およそ三割が戦火が失われたのである。
目次
第1章 イギリス客船
第2章 アメリカ客船
第3章 フランス客船
第4章 イタリア客船
第5章 オランダ客船
第6章 オーストラリア客船
第7章 ドイツ客船
第8章 日本客船
著者等紹介
大内建二[オオウチケンジ]
昭和14年、東京に生まれる。37年、立教大学理学部卒業後、小野田セメント株式会社(後の太平洋セメント株式会社)入社。中央研究所、開発部、札幌支店長、建材事業部長を歴任。平成11年、定年退職。現在、船舶・航空専門誌などで執筆。「もう一つのタイタニック」で第4回海洋文学大賞入賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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