内容説明
防空直衛駆逐艦の激闘!対空戦闘を使命とした秋月型12隻、夕雲型19隻、島風、丁型32隻の性能と戦歴。熾烈な海戦を戦い抜いたデストロイヤーたちの航跡。
目次
防空直衛駆逐艦「秋月」の鎌倉丸護衛記(古賀彌周次)
二代目艦長が綴る駆逐艦「秋月」の奮戦(緒方友兄)
防空駆「秋月」の死命を制した最後の一弾(山本平弥)
「涼月」機関長 奇跡の後進航法に生きる(原田周三)
私はこうして愛児「秋月級」を誕生させた(松本喜太郎)
艦名別 秋月型駆逐艦十二隻の生涯(落合康夫)
遥かなり防空直衛駆逐艦「初月」の航跡(田口正一)
「秋月」軍医長 炎の海よりわれ帰還せり(国見寿彦)
防空駆逐艦「涼月」砲術長の沖縄水上特攻(倉橋友二郎)
軍港を死守した「宵月」防空戦闘始末(荒木一雄)〔ほか〕
感想・レビュー
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スー
15
35各駆逐艦の戦記と日本での駆逐艦の歴史が分かりやすくのっています。明治の駆逐艦は水雷艇駆逐艦として300トン程度の艦としてはじまり対水雷艇に特化していたが第一次世界大戦頃から潜水艦ハンターとなり第二次世界大戦では防空艦としての能力ももとめられる。特に日本では魚雷をメインにした艦隊戦が主な任務だった為に対艦対潜対空戦に加え船団護衛と輸送任務まで加わりあちこちに駆り出され摩滅させられた印象でした。資源が少ない日本ではしょうがないのかもしれないですがもう少し任務に特化したタイプを量産してたら2024/12/22
roatsu
15
対米開戦後に就役し、短くも壮絶な活躍をした掲題の新鋭駆逐艦群の戦いを各艦に乗り組み、生還した将兵や造艦担当の技術士官が語り残す戦記。太平洋全域並びにあらゆる任務で活躍し、日本海軍の艦乗りの屋台骨たる実力を遺憾なく発揮しながら、所期用途とは異なる形で続々と憤死せざるを得なかった日本駆逐艦隊の実像を後世に伝える。空からの嬲り殺しである制空権なき洋上戦闘の凄惨さ、電探を始めとする技術革新が猛訓練と高い士気による練度などおかまいなしに容赦なく彼我戦力を懸隔させる戦場の容赦なさを改めて知ることができる。戦時の話に2020/10/12
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