内容説明
短期現役士官はどのような働きをし、成果をあげたのか?日本海軍人事制度における最大の成功といわれ、優秀な海軍士官を輩出したエリート教育の実態に迫る。大学卒の海軍外の知識を導入したことにより新しいマネジメントが生まれた―戦後も政財官界で活躍した短現士官とは、どのような将校たちだったのか。
目次
プロローグ―学卒海軍士官・その制度と教育
1 南方地域攻防戦
2 アッツ・キスカ攻防戦
3 ガダルカナル攻防戦
4 ソロモン諸島攻防戦
5 ニューギニア攻防戦
6 中部太平洋諸島防衛戦
7 フィリピン、台湾防衛戦
8 南西地域防衛戦
9 丸シップ
著者等紹介
吉田俊雄[ヨシダトシオ]
明治42年、佐世保に生まれる。昭和2年、海軍兵学校に入学、第59期。海大選科学生。蘭領東印度出張。米内光政、嶋田繁太郎、永野修身らの副官をつとめる。日米開戦前より軍令部第三部勤務、昭和18年より軍令部員・大本営海軍参謀。終戦時は中佐。平成18年12月、没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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