内容説明
ナポレオンが欧州に君臨した時代、近代戦術の基礎となることがいくつか起きていた。彼の創設した“大陸軍”は組織、戦い方がこれまでの軍事常識とは大きくかけ離れており、欧州各国は完全に奇襲され対抗できなかった。近代戦術の原点といわれるナポレオンの戦いの神髄とは何なのか。その強さの秘密を解説する。
目次
第1章 散兵と突撃縦隊
第2章 野砲の機動的運用
第3章 騎兵
第4章 大陸軍(グランド・アルメ)
第5章 兵站
第6章 将帥ナポレオン
第7章 パルチザン
著者等紹介
木元寛明[キモトヒロアキ]
1945年、広島県生まれ。1968年、防衛大学校(12期)卒業後、陸上自衛隊入隊。以降、第2戦車大隊長、第71戦車連隊長、富士学校機甲科部副部長、幹部学校主任研究開発官などを歴任して2000年に退官(陸将補)。退官後はセコム株式会社研修部で勤務。2008年以降は軍事史研究に専念(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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