内容説明
太平洋戦争劈頭の零戦の戦いから栗田艦隊上空のF6F撃墜、本土上空のB29邀撃戦にいたるまで実戦の凄まじさを伝える感動の記録。雑誌「丸」に掲載された戦闘機パイロットたちの手記―
目次
不動の正攻法に殉じた零戦空戦法一代(野村了介)
私が編み出した必墜「旋転戦法」事始め(柴田武雄)
敵陣を唖然たらしめた敵中着陸の放れ業(小野了)
我々はマッチ一本で中国空軍を潰滅させた(横山保)
私は敗戦の日スピットファイアを撃墜した(阿部三郎)
これが俺の十八番「垂直攻撃法」の極意(岡本晴年)
ひらめきの“新戦法”危機一髪の戦果(藤田怡与蔵)
栗田艦隊上空F6Fを屠った会心の一撃(岩井勉)
一弾も射たずに敵艦を沈めた零戦隊の不思議(中島正)
ラバウル派遣「瑞鶴零戦隊」の実戦秘法(斎藤三郎)〔ほか〕