内容説明
太平洋での日本との艦隊決戦とは異なり、朝鮮半島という、狭い限定された戦場で運用された空母機動部隊―歩兵砲兵の集団による陣営拡大の地上戦に対して、効率的な間断ない航空攻撃が展開された。ジェット、ヘリコプター、空中攻撃管制システムによる新時代の航空戦を戦った朝鮮戦争の連合軍空母の航跡をたどる。
目次
第1章 朝鮮戦争勃発時の極東の航空戦力
第2章 戦争勃発時の朝鮮半島を巡る状況と航空戦の展開
第3章 一九五〇年六月二十五日から十二月までの戦い
第4章 一九五一年一月から十二月の戦い
第5章 一九五二年一月から十二月の戦い
第6章 一九五三年一月から七月の戦い
第7章 朝鮮戦争の総決算
第8章 朝鮮戦争がもたらした航空母艦と航空機の進化
第9章 朝鮮戦争で活躍した航空母艦
第10章 朝鮮戦争に投入された連合軍海軍機
著者等紹介
大内建二[オオウチケンジ]
昭和14年、東京に生まれる。37年、立教大学理学部卒業後、小野田セメント株式会社(後の太平洋セメント株式会社)入社。中央研究所、開発部、札幌支店長、建材事業部長を歴任。平成11年、定年退職。現在、船舶・航空専門誌などで執筆。「もう一つのタイタニック」で第4回海洋文学大賞入賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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