内容説明
米海軍を粉砕する51センチ砲とは何か!帝国海軍の主力艦砲の航跡。明治2年の英国製300ポンド砲、日露戦争の40口径30センチ砲、41センチ砲搭載戦艦「長門」、そして「大和」―新興国日本が列強に対抗するために求めた主力艦艦載砲の強力化の歩み。
目次
第1章 それは南北戦争の余剰軍艦から始まる
第2章 クルップ砲に傾倒した日本海軍
第3章 安式速射砲で勝った日清戦争
第4章 安式砲の時代と日露戦争
第5章 国産砲時代の幕開け
第6章 キャリバー・レース
第7章 八八艦隊主力艦の搭載砲
第8章 陸軍要塞砲への転用
第9章 海軍休日下の戦艦近代化
第10章 最後の戦艦時代
著者等紹介
石橋孝夫[イシバシタカオ]
昭和14年、東京都大田区に生まれる。東海大学工学部卒業。雑誌「シーパワー」編集長(取締役)、昭和60年、同社退社。昭和35年以来、「世界の艦船」「丸」など専門誌に艦艇関係の記事および艦型図を寄稿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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