内容説明
関東軍参謀として満州事変を成功させ、東条英機と対立し予備役に追いやられた異色の将軍。五族協和、王道楽土、産業五ヵ年計画等々、ゆるぎない日本誕生に自らの生命を賭けた天採戦略家の生涯。軍人であり、思想家、そして政治家でもある巨人の軌跡。発掘された直筆新史料『石原メモ』を元に、その実像に迫る。
目次
第1部 ナポレオンを愛した男(石原式勉強法;ライカを片手に;国難、ベルリンで知る)
第2部 王道楽土への道(関東軍参謀;満州事変前夜;満州事変予定変更;満州国成立)
第3部 三宅坂の四季(石原参謀本部作戦課長;ハルピンの秋;大連特務機関;経済五ヵ年計画)
第4部 夢駆ける(北満ユダヤ国家構想;建国大学の構想;満州二世への遺言)
著者等紹介
早瀬利之[ハヤセトシユキ]
昭和15年生まれ。昭和38年、鹿児島大卒。上京後、種々の雑誌記者。40歳のとき、雑誌編集長を辞め作家活動に入る。石原莞爾研究家、日本ペンクラブ会員、関東戸山流居合剣道会2代目会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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