内容説明
一人息子を残して病に倒れた自慢の妻を偲びつつ、戦いの渦中に身を置かなければならなかった連合艦隊参謀長の知られざる家族愛と人間像。終戦の日、死処を求めて特攻出撃した提督の真実―若き女流作家の眼でとらえた感動の人物伝。
目次
第1章 山本長官の死
第2章 自慢の花嫁
第3章 阿呆作戦
第4章 一時帰国
第5章 捷一号作戦出撃
第6章 レイテ湾の砲声
第7章 妻への悔恨
第8章 第五航空艦隊着任
第9章 特攻基地の沈鬱
第10章 八月十五日の決死行
著者等紹介
小山美千代[コヤマミチヨ]
昭和43年、東京都出身。専修大学文学部卒業後、競馬専門紙へ入社、編集制作に従事。その後、出版社に勤め、競馬雑誌、書籍の原稿を書き始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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