内容説明
昭和20年4月21日、B29空襲。壊滅的打撃をうけた「宇佐空」と多くの肉親を失った人々…。
目次
記録小説―僕の町も戦場だった
エッセイ―遥かなる宇佐海軍航空隊(特攻基地と東京の人;落日の見える丘;単座複葉水上機;“お父さん、零戦なんか、いやしないじゃないか”;還らざる青春;昔むかしふるさとで;風化させていいのか;戦跡遺構文化財としての「宇佐海軍航空隊」;わが故郷・宇佐の記憶)
著者等紹介
今戸公徳[イマドキミノリ]
1925年、大分県宇佐市に生まれる。旧制中津中学を終え、明治大学予科へ。在学中、特甲幹を志願して陸軍輜重兵学校に入校。復員して同学商学部へ。1950年、毎日新聞東京本社に入社。広告部に在籍中、脚本家井出雅人氏に師事してシナリオ作家となる。「ダイヤル110番」(NTV)でデビュー。日活、NTV、TBSに多くの作品を発表。1963年、帰郷して家業の酒造業を継ぐ。2014年9月、歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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