光人社NF文庫
伝説の潜水艦長―夫 板倉光馬の生涯

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  • サイズ 文庫判/ページ数 216p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784769829188
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0195

内容説明

みずからも特攻を志願すること二度、志叶わず、特攻隊員を養成し、選抜・出撃させるという、苦渋の役割を担った葛藤懊悩の日々―。いくたびか危機に直面しながらも、一度も艦を損じることなく死地を脱してきた歴戦の潜水艦長にして人間魚雷「回天」基地指揮官。糟糠の妻の赤裸々な回想。勇者の真実を綴る感動作。

目次

プロローグ
第1章 死
第2章 縁
第3章 志
第4章 闘
第5章 苦
第6章 絆
第7章 父
エピローグ

著者等紹介

板倉恭子[イタクラキョウコ]
大正6年(1917)7月24日朝鮮元山に生まれる。11年父の転勤により、大連市に移住。13年大連第三尋常高等小学校に入学。昭和5年同校卒業、福岡県立築上高等女学校入学、同9月関東州庁立大連神明高等女学校に転校。9年同校卒業。12年父逝去。13年11月15日海軍大尉板倉光馬と婚約。14年1月大連より郷里福岡県に母ともども帰国、同2月8日東京芝水交社で結婚、神奈川県三浦郡逗子町に移住。以後、呉市、徳山市に移り、19年7月徳山市にて戦災

片岡紀明[カタオカノリアキ]
昭和4年(1929)2月12日東京に生まれる。28年東京教育大学哲学科卒業。59年ニッポン放送退職後、人物伝中心の文筆業に。平成27年5月、歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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「帽子を思いっきり振って敵の爆撃を回避した」でおなじみの板倉光馬氏の人生をその妻が語る本。二人が結婚に至るまでの経緯が洒落てるのは置いておいて、つくづく、戦後になって語られるほどの軍人というものは生き方に一貫性のある人ばかりだったのだなと感心。2019/11/20

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