内容説明
九六艦戦・零戦・紫電・紫電改・雷電・月光・烈風・震電・秋水…。愛機とともに生死紙一重の空中戦を生き抜いた海軍戦闘機搭乗員の証言!
目次
日本海軍の空戦思想(野村了介)
新鋭「九六艦戦」の空戦法(横山保)
駿馬「零戦」の向かうところ敵なし(羽切松雄;坂井三郎)
三空零戦隊開戦の日の第一撃(横山保)
忘れえぬラバウルの撃墜王たち(吉田一)
二〇一空零戦隊ラバウル・ブイン戦記(中野忠二郎)
翔鶴零戦隊マリアナ沖空戦記(白浜芳次郎)
わが海軍戦闘機隊と忘れざる人々(柴田武雄)
九〇二空「二式水戦」トラック戦記(神山猛治)
夜戦「月光」比島の空に奮戦す(美濃部正)〔ほか〕
感想・レビュー
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スー
20
97九六式艦戦・零戦・二式水戦・月光・紫電・紫電改・雷電・烈風の搭乗員の短編集です。新型機の初期不良による事故を分析し問題点を見つけ修正し実用化したり初戦のフィリピンの空爆するために徹底的に燃料消費試験を行い空母を使用せずに実行できると上層部を説得した話は良かったです。洋上の長距離飛行の困難さ多数の敵機との交戦で編隊を維持するのがいかに難しかったか、20ミリ機関砲の頼もしさ、笹井・西沢・菅野・杉田のエースの死と落としても落としても湧いて出てくる敵の恐怖が伝わりました。後半は無線で僚機や地上と連絡取れていた2021/08/14
ピザまん
0
雷電は離着陸で前が見にくい機体だったなど、臨場感あるドキュメンタリー。2013/03/03