光人社NF文庫<br> 戦艦大和の台所―海軍食グルメ・アラカルト

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光人社NF文庫
戦艦大和の台所―海軍食グルメ・アラカルト

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  • サイズ 文庫判/ページ数 269p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784769829089
  • NDC分類 394
  • Cコード C0195

内容説明

海軍将兵の健康をささえ、艦隊勤務に潤いをあたえた海軍料理―烹炊作業、調理システム、糧食搭載・保管方法、烹炊員の生活等を詳細に綴り、海軍の食文化を明らかにする。質素、簡素、合理性を旨としてきた伝統的な海軍料理は、いかに変遷をかさね海軍グルメとなったのか。軽妙洒脱に描いた海軍式スマート料理学。

目次

第1部 戦艦大和のオムライス(映画『男たちの大和』の烹炊室から;二千五百人分の食事づくりの実際;八杉上等水兵のオムライスの思い出 ほか)
第2部 なんでもあり、華の昭和海軍料理(日本料理にも高いレベル;軍艦の食事―フネのタイプで違い;下士官兵の食事 ほか)
第3部 海軍グルメをつくった男たち(海軍料理はフランス料理が主流;遠洋航海は料理研修のグッドチャンス;「もっとうまいものつくれ」―強圧がグルメに ほか)

著者等紹介

高森直史[タカモリナオフミ]
海軍史・海軍料理研究家、管理栄養士。1939年、熊本県人吉市生まれ。1959年、佐伯栄養専門学校卒業。1965年、海上自衛隊幹部候補生学校卒業。防衛大学校教官、護衛艦補給長、航空群司令部幕僚、海上幕僚監部人事課、護衛艦隊司令部幕僚、海上幕僚監部衣糧班長・給与班長、舞鶴地方総監部経理部長等を歴任。元1等海佐。「肉じゃが」のルーツ発見者。舞鶴、呉の町興し等、海軍料理を通じて食文化普及、栄養相談等で活動。呉市観光特使。2007年、佐伯学園佐伯矩特別功労賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yamatoshiuruhashi

43
著者ご本人も最初に戦艦大和そのものとはあまり関係なく、海軍の食事に関する話、と断っている通り戦艦大和とは関係ない話が殆ど。話題そのものは面白いものも多いのだが、主題から脱線していつもどっってくるかわからない筆致で興味半減。編集者がついているのなら、章建てを細かくして話題を纏めるなどしてくれれば、もっと読みやすく面白い本になっただろうにと、惜しい気がする。せめて出てくる食事の写真を載せるとかすればねぇ。2020/05/22

とろとろ

21
なるほど、陸軍は身分格差の激しかった長州の体質を引きずり、海軍は理屈より行動を重んじる薩摩の教育を受け継いだ。併せて下級者でも上級者に対して比較的自由にものが言えた。食文化も同様で、陸軍が白米にこだわったのと違い、玄米や麦飯ありきで、色々な外来文化を取り入れた実用的で多彩な食事であった。今の日本料理に通じるような豊富なメニューは、海軍でもこの頃から世界随一であったという事だな。もう一つ、握り飯は戦闘食だが、陸軍は飯盒に入れやすいように丸く、海軍は竹の皮で包みやすいように三角だったんだと。これトリビア。2015/12/17

ようはん

20
握り飯は陸軍が飯盒に入れる関係で丸型に対し、海軍は竹の皮で包む為に三角型が伝統で戦艦大和で出されたオムライスにはグリーンピースを乗せて必ず奇数にする、明治海軍のレシピにタピオカプリンが存在していた辺りが目に付いた。2023/08/19

イロハニ

12
護衛艦補給長の著者職歴が説得力を持つ。“敗戦”の帝国海軍を美化せず批判もせず中庸を得つつ飄々とユーモアを交えて語る。文明開化から現代、洋の東西と話は大波の如く脱線の体裁ながら自説も披瀝する。独断のきらいも一部あるが著者の見聞の厚みがその価値を裏打ちする。旧軍体験者も多い著者の職務環境は貴重だったが「負けいくさ」の実相を聞く憚りがあったのを今に悔やんでいる。だが本書は糧秣を柱にその実相の一端の事実を発掘した。史実を構築出来る事実をである。まア硬いことはおいて横に走りすぎる感も否めない愉快ながら貴重な一冊。2022/09/14

tama

6
図書館本 書架で 面白そうで借りたけど、中身が・・・。お喋りおじさんが本題ちょっぴり、あっち跳びこっち跳びに聴こうと思ってないことを延々としゃべり続けてる。大和にはラムネ製造機搭載!兎肉は沢山用意が一般的、オムライスにはケチャップの上に奇数個のグリーンピース(偶数は絶対ダメ)、船内は裸火禁止なので中華はあまり作らない。給量船というのにはラムネ・和菓子・アイスクリーム製造設備搭載!これくらいかなあ「へー!」は。(十分だろう!!)2022/11/20

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