感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スー
20
ソ連での敗退、ノルマンディー上陸作戦、モンテカッシノ、アンツィオ作戦と続いていきます。ドイツはパンツァーマイヤーやビットマン、カリウス、バルクマン、ルーデルが活躍するも物量に勝るソ連アメリカイギリス軍の前では蟷螂の斧で、貴重なティーガー戦車パンター戦車も小部隊に分けられ火消しに奔走させられむなしく消耗していく。モントゴメリーはやっぱり攻勢には向いてない、彼が張り切ると多くの兵士が無駄死にする印象です。彼は盾として矛のパットンの補佐に徹すればよかったのに。次回はバルジとマーケットガーデン作戦かな?2018/06/16
アリャー
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シリーズを全巻購入するつもりなら、二次大戦の戦車戦の変遷が良く分かるし、執筆者がまるで現場に居合わせたかのような文体なので、読んでいる方も思わず力が入って面白かった。反面、巻毎には完結しないため、本シリーズの一部だけをピックアップして読むというのはオススメ出来ないかも。本書ではノルマンディーの戦いだけでなく、ソビエト(レニングラードとウクライナ)の戦いと、連合軍上陸後の膠着するイタリア戦線についても執筆されている。2016/08/06
わたなべ
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スターリングラード後の東部戦線から始まり、ノルマンディ、イタリア戦線までが描かれています。カリウス、ビットマン、バルクマン等いわゆるエースと呼ばれる人々の活躍を興味深く読みました。2015/07/28
伊藤チコ@革命的cinema同盟
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これを最後にシリーズはもう6年もとまっているけど新刊は出ないのかな?ウクライナ戦線とイタリア戦線も書き出しているので、通して読めばWW2の通史にもなるんだけど。ノルマンディーの上陸戦はそこそこに米英のフランス攻略作戦に熱っぽい筆を振るっていく。2020/05/09