内容説明
最強ドイツ重戦車「ティーガー1」の鮮烈なるデビュー。敵将兵を震撼させた無敵ティーガー伝説が今はじまる―八・八センチ砲が吠え、マイバッハ・エンジンが唸りをあげ、銃砲弾を跳ね返して五七トンの巨体が敵陣へと疾駆する!逃げまどう敵兵を蹴散らし、圧倒的な強さを見せつけたドイツ陸軍傑出戦車の激闘。
目次
第1部 ソ連、フィンランド戦争(北の大地に擱座した“怪物”―一九三九年一二月一九日ソ・フィン戦争;厳冬の戦場に散ったフィランド戦車隊―一九四〇年二月二六日ホンカニエミ戦車戦;北欧の荒れ野を疾走した「新式車両」―一九四〇年四月九日~二四日ノルウェー侵攻作戦 ほか)
第2部 スターリングラード戦からハリコフ戦まで(最強戦車が味わった屈辱のデビュー戦―一九四二年八月二九日~九月二二日ティーガー戦車の初陣;雪原を血で染めて「天王星」作戦発動す―一九四二年一一月一九日スターリングラード攻防戦1;南北から結ばれた赤軍の大包囲網―一九四二年一一月二〇日~二三日スターリングラード攻防戦2 ほか)
第3部 北アフリカ最後の戦い(チュニジア戦線に出動した「鋼鉄の虎」―一九四二年一二月一日~三日テブルバの戦い;チュニジアの無敵ティーガー伝説―一九四二年一二月~一九四三年一月「飛脚」作戦;アフリカ最後の大攻勢「春風作戦」の失敗―一九四三年二月一四日~二二日カセリーヌ峠攻撃 ほか)
著者等紹介
齋木伸生[サイキノブオ]
1960年、東京生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業、同大学院法学研究科修士課程修了、博士課程修了。経済学士、法学修士。小学校時代から戦車などの模型にはまる。長じて戦史や安全保障の問題にも興味を持ち、国際関係論を研究。研究上はソ連軍・フィンランド関係とフィンランドの安全保障政策が専門。軍事・兵器に関しては陸海空に精通。とくにソ連兵器と世界の戦車のエキスパート。艦船模型サークル「ミンダナオ会」所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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