光人社NF文庫<br> 憲兵伍長ものがたり―諜報戦の舞台ウラ

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光人社NF文庫
憲兵伍長ものがたり―諜報戦の舞台ウラ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 317p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784769827887
  • NDC分類 916
  • Cコード C0195

内容説明

「オイ、コラ、マテッ!」の鬼の憲兵と思いきや―弱きをたすけ、強きをくじく正義の人。風雅を愛し、機知機略に富んだイキな憲兵たちの素顔を、風流伍長ドノがえがいたマル秘憲兵アラカルト。中国大陸を舞台にくりひろげられる憲兵たちの活躍を人情味ゆたか、シャバ気たっぷりにつづったイラスト・エッセイ。

目次

象のしっぽ
家出息子
憲兵隊のプロフィル
密偵と機密費
印象的中国人学
上海の小虎
死体がものを言う
市長室に突撃
上海大人録
令嬢輸送一千里〔ほか〕

著者等紹介

山内一生[ヤマウチイッセイ]
大正11年、愛知県に生まれる。昭和18年2月、兵役にて福井県鯖江の歩兵36連隊へ入営。昭和20年2月、任陸軍憲兵伍長。戦後は広告会社美術部に勤務。退社して、イラストレーターとなる。現在、洋画家(無所属)。工房「きらら・アート」主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yamatoshiuruhashi

54
外地における憲兵の活動の範囲、実際がよくわかる。本書を通じてよく出てくる言葉が「憲兵は階級で仕事をしない」と言うこと。軍における司法警察官でもある憲兵は、取調べにおいては下士官が尉官、左官どころか将官さえも尋問することがあったと昔読んだ本に書かれていたように記憶するが、そのような憲兵と違う民衆と密着しなくてはならない憲兵の苦労がエピソードに滲む。ピアニスト中村紘子の父親が憲兵将校だったとは知らなかった。2021/09/20

roatsu

17
「憲兵は階級で仕事をしない。仕事は能力でするものだ。」の一文が印象深い。日本軍が進駐した支那各地において、己の才覚を頼りに憲兵が対処すべき多様な任務に命懸けで挑んだ将兵達のドキュメント。海千山千で日本人の常識は通じ難い支那人と、国民党・共産匪・各地軍閥が複雑に絡み合う勢力様相を呈した当時の状況を向こうに回して、現地支那人からの信頼も得ながら任務完遂にまい進した彼らの努力とバランス感覚、誠実さは現代の日本人にも大いに参考になるのでは。憲兵の仕事、大戦下の支那を知る逸話集として実に読ませる一冊。2015/11/14

叛逆のくりぃむ

9
 『ジョーカー・ゲーム』の中で上海派遣憲兵隊が登場したので手に取ってみた。在外憲兵の活動が治安維持活動に留まらず密偵を用いた諜報活動にもわたることが伺えた。個々のエピソードも非常に面白い。2016/06/18

東京都の都井睦雄

2
殺人事件を隠そうとする海軍は軍隊の屑、恥を知れ。海軍の横暴を押さえつけるためにもこれからはhoi2で歩兵師団を生産するときに砲兵2:1憲兵の割合で旅団をつけることにする。2013/06/26

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