内容説明
海上自衛隊創設以来、最重要として掲げられてきた「海上交通の保護」という任務。それは、とりもなおさず潜水艦の脅威を排除するということでもあった―P2V‐7からP‐3C対潜哨戒機まで、世界のトップレベルにある海自空水部隊の対潜戦術を、その奥深さとともにわかりやすく解説する雑学的航空対潜戦入門。
目次
哨戒
眼下の敵
P2V‐7の時代
攻撃
船団護衛
空水協同
フライトチームという家族
S2F‐1の対潜戦
P‐2Jの時代
P‐3Cの時代へ
著者等紹介
岡崎拓生[オカザキタクオ]
昭和15年、岐阜市に生まれる。34年、島根県立江津工業高校卒業、第3期航空学生として海上自衛隊に入隊。教育課程修了後、P2V‐7、P2J、P‐3C、の対潜哨戒機のほか、YS‐11、S2F‐1などの操縦士として勤務。飛行時間9200時間。第4航空隊司令、下総教育航空群司令部首席幕僚、第201教育航空隊司令を歴任。平成8年、退官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。