内容説明
天空翔破を夢見て鍛錬をかさねた猛訓練の日々!生か死か―ラバウルの大空に死闘を繰り広げた少壮パイロットの獅子奮迅!少年飛行兵かく戦えり。
目次
東京陸軍航空学校
熊谷陸軍飛行学校
小月飛行第四戦隊
ハルピン孫河飛行第七十八戦隊
明野陸軍飛行学校
トラック島
ラバウル戦記
後送
仙台陸軍病院
加古川飛行第一〇四部隊
目達原第一一一練成飛行隊
著者等紹介
三浦泉[ミウライズミ]
大正14年3月5日、静岡県小笠郡菊川町(現菊川市)に生まれる。菊川町六郷小、中学校を卒業後、昭和15年3月、第10期陸軍少年飛行兵として東京陸軍飛行学校に入校。17年11月、熊谷陸軍飛行学校を繰上げ卒業。飛行第4戦隊をへて、18年4月、飛行第78戦隊に配属。19年1月、第104教育飛行隊付、同年11月、第111練成飛行隊付。陸軍軍曹。20年、復員後、実家にて農業従事。23年、静岡県警察官拝命、以後、防犯(現生活安全課)捜査2課(知能犯捜査)を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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スー
24
72 15歳で航空学校18歳で飛燕に乗り実戦を経験し捕虜の斬首を見たり恋した看護婦さんが乗った船が潜水艦に撃沈されたりガ島からのやつれ果てた帰還兵を見たりと想像も出来ない経験をして生還して方の貴重な体験談でした。戦闘の話は少な目ですが軍隊生活や満州やラバウルを探索した話や助けてくれた原住民との交流など興味深く読めました。2020/05/27
もちもち
5
不時着したりも多い著者だが、こうやって生き残ることのできた人は運も強かったのだろうな。 そして、病院で出会った看護婦さんたちが魅力的に描かれている。 当時は軍の病院の看護婦さんに恋をした兵士も多かったと思われる。2021/09/01




