内容説明
第一次大戦以降、縦深の深い敵陣に対し交通を遮断し擾乱を起こすための火力を集中する大口径砲―破甲弾を主として25キロにも達する遠大な射程と強大なる破壊力を合わせ持つ要塞砲。廃艦となる八八艦隊主力艦の砲塔加農を改修させた各種の海岸砲を砲台内部の配置図と共に詳解する。八八式海岸射撃具砲も収載。
目次
要塞砲(加農)(十二斤加農;二十四斤加農;八十斤加農;四十七粍速射砲 ほか)
要塞砲(保管転換海軍砲)(保管転換海軍砲;砲塔四十五口径二十糎加農;砲塔四十五口径五十五糎加農;砲塔四十五口径三十糎加農 ほか)
八八式海岸射撃具砲
著者等紹介
佐山二郎[サヤマジロウ]
昭和22年、岡山市に生まれる。拓殖大学商学部卒業。会社勤務のかたわら、火砲を中心とした軍事技術史の研究に勤しむ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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植田 和昭
11
600p近い大作です。要塞砲について詳しく書かれています。幕末の大砲から、日清・日露の捕獲砲、アームストロングやシュナイダー、ラインメタルから国産砲、軍縮条約で余剰となった海軍砲まで多種多様な砲が扱われています。40cm砲塔砲などすごいと思うのですが、ほとんどの砲は全く役に立っていません。まあ抑止力として役立ったと言えばそれまでですが。気が付いたのはあまり性能のいい砲は、ないということです。火砲の製造には、基礎工業力が必要ですが、日本には、残念ながら基礎工業力がありませんでした。2024/08/05




