内容説明
発掘された第一級史料によって分かる、希代の風雲児・石原莞爾の驚愕なる国家構想とその戦略―篋庭に秘されていた「昭和十二年日記」「満州備忘ノート」「昭和十三年日記」を解読、満州合衆国再建の秘策に迫る。ベールにつつまれていた参謀本部第一部長、関東軍参謀副長時代の思考と行動を初めて明らかにする。
目次
プロローグ 敗北と再挑戦と
第1部 理想―満州国づくり
第2部 決断―満州出発前夜
第3部 煩悶―満州国家再建策
第4焼 艱難―対ソ連戦備戦略
第5部 希望―満州グランドデザイン
第6部 改革 さらば満州
著者等紹介
早瀬利之[ハヤセトシユキ]
昭和15年12月15日、長崎県生まれ。昭和38年、鹿児島大卒。雑誌記者、編集者を経て、昭和55年に文筆業へ。日本ペンクラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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